1920年代のアメリカの繁栄

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Chrysler_Building-HP.jpg                                                         1920年代のアメリカの繁栄(はんえい:prosperity)   

                の象徴(しょうちょう)、クライスラー・ビルディング

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%A1%E3%83%AA%E3%82%AB%E5%90%88%E8%A1%86%E5%9B%BD%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

【この写真のメッセージ】

 第1次世界大戦で大きな被害を受けたヨーロッパに代わり、アメリカが世界経済の中心となった。疲弊(ひへい:bucome impoverished))したヨーロッパに大量の工業製品や農産物を輸出することによって、また大戦中にイギリスやフランスに貸したお金が返済(へんさい:pay back)されてくることによって、アメリカに世界からお金が集まってきた。これらのお金が技術革新や工業生産に投資され、車や家電など新しい製品が次々に生まれ、大量に生産された。人々はそれをローンで(借金して)争うように買い求め、享楽的(きょうらく:pleasure seeking)な生活を送った。ニューヨークでは摩天楼(まてんろう:skyscraper)と呼ばれる高層ビルが数多く建設されたが、神の世界である「天」にまで届かんとするこれらの建物は、当時のアメリカ人の傲り(おごり:arrogance)をはっきりと表している。

 この写真に写る派手な装飾のクライスラービルディングは、当時のそうしたアメリカの人々の享楽的で傲慢な(ごうまんな:arrogant)な気分を象徴している。

 

【この写真を選んだ理由】

 1920年代の最後に起こる「大恐慌」の前兆(ぜんちょう:omen,sign, foreboding)となる光景を映した写真だから。日本には「おごれる者は久しからず」ということわざ(proverb)がある。これは「どんなに繁栄していても、必ず滅びる時が来る」という意味である。この写真は、まさに近い未来でのアメリカの没落(ぼつらく:ruin,fall)を予感させるものである。

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